Messages from Alumni 卒業生の声

人の心を満たすことができる
デザイナーを目指して

現在のお仕事について教えてください。

プロダクトデザイナーという職種で、企業で働く人々が活用するサービスのUI・UXデザインをしています。新機能を開発する際のユーザーインタビューや見た目のデザインを考えるなど、ユーザー体験に関わる部分を設計しています。この仕事の面白い点は、「人」について徹底的に考えることです。「この人が困っていることはなんだろう」「この人にとってこのデザインは心地よいものか」など、サービスを活用する人が満たされる体験を目指すことが醍醐味です。

次の画像は、前述したサービスで、従業員同士がお互いの貢献に感謝・称賛を送り合えるプラットフォームになります。

あなたの学生生活について教えてください。

高校生の頃、多くの人が嬉しい気持ちになれる体験を提供してみたいと思い、当時の芸術情報設計学科(現メディアデザインコース)に入学しました。特に思い出深いのはサークル活動です。芸術工学部にはファッションショーサークルがあり、舞台照明・映像制作に没頭しました。良いアイデアが出るまで試行錯誤を繰り返し、友人たちと夜遅くまで作業を続ける時間はとても楽しかったです。多くの人と協力して大きな作品を作る面白さ・自分達の作品がお客さんを感動させる嬉しさを経験しました。この経験は今の仕事のモチベーションになっています。

受験生に向けてのメッセージ

映像・プログラミングなど実際に手を動かす授業から、学術的なデザインの知識を学ぶ授業まで幅広い分野がありました。特に学術的な知識は仕事において役に立つことが多く、大学だから学べる部分だと感じています。また、授業以外にも今まで出会ったことのない多種多様な人・さまざまな創作の場があります。みなさんが面白いと感じる瞬間がたくさん待っていると思います。

最後に、もしあなたがプログラミング・デッサン等未経験という理由で受験を迷われていても、好奇心さえあれば大丈夫です。入学してから学べる場はたくさんあるので、安心して受験してもらえたら嬉しいです。大学生活はとても楽しいです。

勝部 泰成

2021年 芸術情報設計学科卒業
2021年- Unipos株式会社(旧 Fringe81株式会社)

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